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葬儀の参考書

葬儀も終わり、一息つく間もなく、次にやらなくてはいけないのは納骨するためのお墓を探すことです。先祖代々の墓があれば、そこに納骨することになるのがほとんどですが、本家と分家の違いや、核家族化が進んだことで別に用意する人も増えています。
その手配方法ですが、まずは墓をつくるのに必要な法律があるので、法律にのっとってつくらなくてはいけません。
まず、土地です。自分の好きなところに勝手に埋めることはもちろんできません。なので、墓地として認可されている場所に墓を建てることになります。そして、埋葬するのには市町村の埋葬許可証が要ります。そして、代々の墓を引き継ぐ場合には管理者の名義書き換えなどもしなくてはなりません。ちなみに墓は財産とはみなされないので、相続しても相続税がかかることはありません。
墓地が決まったら、次に墓石を決めます。石の材質、色、形などを選び、墓石に彫る文字などを決めます。そして石材店に見積もりを出してもらって、工事契約を結びます。工事期間はだいたい1~2ヶ月ほどです。納骨の時期に合わせて工事をするといいですが、納骨は地方によって時期が違うので、お寺に相談をしたほうがいいでしょう。そして、工事が終わったら、開眼供養をしてから納骨、という運びになります。

あまり料金のかからない葬儀

死者を送るためには欠かせない儀礼であるのがお葬式なのですが、現実の問題としては、葬儀には相当なお金がかかるというのが偽らざる事情であるわけです。

そもそも、冠婚葬祭というものは相当にお金がかかるものなわけで、よほど富裕な家庭ではない限り、冠婚葬祭への出席の機会が多くなるような場合には、家計をかなり圧迫することになるというのが実情でしょう。

家族、親族といった身内に高齢者が増えてくれば、どうしても老齢による死亡、そしてお葬式といった機会は否応なく増えてくるものです。

そうなれば、お葬式を出す側となる場合であれ、出席する側となる場合であれ、現実問題として出費が増えることになって家計にとっては厳しい負担となってくるわけです。

そうした家計への負担というものを考えるならば、そうそう裕福な家庭ばかりではなく、むしろかなり厳しい経済状態である家庭の方が実際には大多数なのでしょうから、お葬式にかかる費用もそうそうすんなりと出せるわけではない、というのが実情なのです。

そこで、最近ではなるべくお金のかからない料金体系でのお葬式、といったものが各葬儀社の方から提供されるようになってきています。

お金がかからないといっても決して手抜きでお粗末なお葬式、といったものではなく、簡素ながらも心のこもったお葬式というものが提供されているわけで、これは本来のお葬式のあり方に適ったものである、と言えるのではないでしょうか。